感覚がズレてる(汗)

 
 ファルコ(愛車の名前)がドック入りしている。
 バンパー交換のためなんだけど、すでに何年も乗ってるうえ、廃盤になってる色の車なため、新しいバンパーと車体の色を馴染ませるのが大変らしくて、けっこう時間がかかるとのこと。
 なので、我が家には現在、代車のデミオが来てる。
 ディーラーさんが最初から「ATですみません」と頭を下げてくれたこともあって、MTじゃないことについては、とやかく言うつもりはない。
 左足がヒマだとか、バックに入れる度に「ぴぃぴぃ」鳴くだとか、そのへんも突っ込むつもりはない。
 でも、思いがけないところで、自分の感覚がズレてることだけは自覚してしまった。
 ここんとこ代車の出番が多いらしく、私が乗ることになったとき、ガソリンの目盛があと2つのところまで来ていた。
 目盛り8つで満タンなので、タンクの四分の一を切りかけてることになる。
 相方いわく、
「まぁ、10リットルも入れときゃ良いんじゃないの?」
 とのこと。
 で、今朝。
 目盛りが残り1つになっちゃったんで、ガソリンスタンドに行った。
 相方は「10リットル入れろ」って言ってたけど、10リットルで足りるんかなぁ?
 だって、10リットルのガソリンじゃ40km弱しか走らんやん──と思ったところで、ハタと気づいたね。
 代車はデミオ、ということに。
 デミオと云えば、今の車(RX−8)の前に乗ってた車だ。
 タイヤをインチアップして、マフラー交換してたせいで、普通のデミオにくらべて格段に燃費が悪くなってたけど、それでもリッター8kmぐらいは走っていた。
 てことは、だ。
 代車で来てるATのデミオだったら、10kmは余裕で走るのでは……?
 10リットル入れれば、100kmは走ってくれるだろう。
 とくに遠出する予定もないし、なるほど、10リットル入れとけば余裕だね。
 ばかすかガソリンを喰らうロータリー車に乗ってるうちに、普通の車の燃費感覚がすっかり判らなくなっていた、という情けない話。
 ついでに、自分の車が、燃費の面ではそのへんの車に太刀打ちできないってことも、あらためて自覚してしまった。
 それでもやっぱり、自分の車がいい。
 MT車がいい。
 AT車って、スピードがノるまでに時間はかかるけど、ノッたら最後、どんどんスピードアップしていくんだもん(汗)
 アクセルゆるめても、簡単にはスピード落ちないし。
 AT車のペダル踏み違えで事故が起きるっていうのを、なんだか納得してしまったよ……