2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

巨星、墜つ

ついに……と云うべきか、小松左京御大が亡くなられました。 享年80歳。 すでに長老も元帥もいないSF界が、いよいよ代替わりのときを迎えたのでしょう。 とは云うものの、替われるだけの人材がいるかどうかという点になると、はなはだ心許ない気がします。…

603字では絶対、鍛えられねぇから。

昨日(2011.7.26.)付の朝日新聞に「天声人語 603字で鍛える力」という記事が載っていた。 「天声人語」筆写専用ノートを売り出したところ、20万冊超の大ヒット! 小・中学校の「朝の読書タイム」を「書き写しタイム」に変更することで、子どもたちの読…

そしてまた一人…

アニメ監督であり、自らも筆を取っていたアニメ作家である芦田豊雄氏が亡くなられました。 享年67歳。 彼の描くキャラは、どっちかと云うと「苦手」でした。 ちょっとほっぺたに「ちょんちょん」がある感じの、ああいうタイプのキャラです。 アニメって、…

落語の『茶の湯』じゃあるめぇし…

本日(2011.7.24.)付の朝日新聞「天声人語」欄を読んでいて、大きなため息を吐く羽目となった。 だったら読まなきゃ良いだろう、と言われそうだが、どうしても読んじゃうんだから、これはもう病気のようなものである。 今日は「緑のカーテン」が節電にいい…

よほどツッコミが多かったらしい(苦笑)

昨日のエントリーで、小学生の壁新聞にも劣る朝日新聞の記事について書いたんだが、本日(2011.7.13.)付の朝日新聞朝刊第一面に「訂正」が掲載されていた。 12日付「原発の再開 不透明」の記事で、福井県安全環境部長のコメント部分が重複しました。前段…

新聞代を払いたくなくなってきた

天下の朝日新聞には校閲部とか校正部とかってものが存在しないのであろうか。 先日も第一面に小学校の書き取りレベルの誤字を見つけ、 「何やってんだか……」 と思って、あまりのくだらなさにブログのネタにするのも面倒くさくなって放りだしたばかりである。…

もはや言葉もなし…

『スケバン刑事』、『忍者・飛翔』シリーズ、『超少女明日香』シリーズなど、数々の名作を世に送り出してきた漫画家・和田慎二先生が亡くなられたそうです。 享年61歳。 それはないだろう──というのが、最初の思いでした。 まだ還暦でしょう。 これからで…

海外進出、いいじゃないか♪

初音ミク、初の海外公演に6千人の観衆、という記事が今日(2011.7.4.)付の朝日新聞に掲載されていた。 公園がロサンゼルスで行われたこと、チケットは2週間で完売したこと、などが書かれてはいるんだけれど、ミクのことは「架空の歌手」という扱いで、歌…

常識がズレていく

かの「天声人語」を読んで育つと、世間的な常識までが無くなってしまうのだろうか、と思うような投書が、本日(2011.7.1.)付の朝日新聞「声」欄に掲載されていた。 投書の主は、20歳というから妙齢のお嬢さんということになる。 自分の本名と一文字だけ違…