2012-01-01から1年間の記事一覧

早逝

十八代目・中村勘三郎氏が亡くなられました。 五十七歳は、あまりに早い死ではないかと思います。 救いがあるとすれば、息子が六代目・中村勘九郎の名跡を継いでおり、中村屋の血統が途切れることなく、済んだことでしょうか。 六代目に嫁いだ前田愛さんは、…

手を振るべきだったんだろうか。

「民主王国」と呼ばれた、私の住む地域でも、民主党の先行きは暗い。 その暗さを払拭しようと云うのか、私が住んでいるあたりを選挙区にしている民主党の議員さんが積極的に活動を始めた。 まだ若い議員さんで、有権者との話し合いの場や国会での活動報告の…

考えてはいたらしい

こないだうちから、文句たれてたラノベの校正についてだが。 どうやら出版社のほうも、 「このままではヤバい」 と思ってはいたらしい。 先日、出版されたラノベを読んで校閲を入れる、という仕事をする人材を募集していた。 知ったときには募集が終わってし…

最近は「校正係」って職が無くなったのかねぇ

せんだって、何刷も重ねてるのに、ちっとも誤字脱字が減らないラノベについて書いた。 そして、相変わらず、懲りもせずに読みつづけているのだが、どうしても納得できない誤字がある。 この作家殿、「ギョウコウ」という言葉が好きらしく、よく使う。 もちろ…

久々に…

記事を書こうとしたら訃報になってしまうのも如何なものかと思うのですが。 歌手の尾崎紀代彦さんが亡くなられたそうです。 御年69歳。 近年、所在不明と云われたりしてましたが、やはり体調を崩されていたようですね。 すばらしいテノールの響きと、その…

もうちぃと何とかならんもんだろうか

最近、妙に分厚いライトノベル(なのか?)にハマってしまい、重いのも構わず、持ち歩いて読んでいる。 本文が900ページに達しようかという分厚さだから、本来なら、私の思う文庫本の定義──左手ひとつで支えて読める──からは外れているんだが、必要は発明…

そして、また一人…

声優・青野武さんが亡くなられたそうです。 御年75歳。 ずっと闘病されているという話は聞いていましたが、ついに……という思いです。 後進の育成や、舞台のお仕事など、まだまだやりたいことはおありだったでしょうに…… 私のような年代の人間にとっては、…

先見の明

葛西臨海水族園で飼育されていた135羽のフンボルトペンギンのうち、1羽が脱走して江戸川を遊泳中というニュースを知った。 そのニュースを聞いたとき、最初に頭に浮かんだのは、竹本泉先生の手になる、『るぷぷキューブ』というパズルゲームと、その元に…

おめでたいには違いない

おめでたいには違いないんだが、好きな俳優さん、声優さんの結婚報道を一日に2本も耳にすると、さすがにちょっとヘコむ……というか、なんか寂しいというか。 いや、こんなオバハンになった以上、ファンの対象である存在が結婚しようがどうしようが、騒ぐのは…

声に出して読んでみろ

私の場合、文章を書くときは、その文章を口の中で読んでいることが多い。 口が動いたりしているわけではないのだが、やはり「読みやすさ」を意識しているのだと思う。 およそ文章を書く以上、その文章が他人の目に触れ、他人が読む機会がある以上、読みやす…

スキルのひとつなんだがなぁ…

各地の小学校にある、お馴染み二宮金次郎の銅像が次々に撤去されているというニュースを読んだ。 二宮金次郎の勤勉さや勉学を重んじる姿勢は現代にも通ずるとして見なおされている反面、歩きながら本を読むのは危ないという保護者からの要請で、歩き読みを推…

言葉は悪いが…

「腐っても鯛」という諺を目の当たりにした思いだ。 我が家の近所に一軒の本屋がある。 歴史が古く、それなりの規模を持った本屋だ。 昨今よくあるレンタルショップ併設の郊外型の書店ではなく、書籍に雑誌、文房具だけを扱う店舗だった。 品ぞろえも凝って…