考えてはいたらしい

 
 こないだうちから、文句たれてたラノベの校正についてだが。
 どうやら出版社のほうも、
「このままではヤバい」
 と思ってはいたらしい。
 先日、出版されたラノベを読んで校閲を入れる、という仕事をする人材を募集していた。
 知ったときには募集が終わってしまっていたし、月に一度は東京へ出てかなきゃならないみたいなので、自分でできる仕事ではないけれど、これで少しはまともになってくれたら良いなぁ、と思う。
 もっとも、募集要項を見るかぎりでは、出版されたラノベをチェックするという仕事のようなので、初版本はどうしようもないってことではあるんだが。
 どっちかってーと、世に出る前に何とかしてほしい、というのが読者の本音ではある。
 でもまぁ、何刷も間違ったままで出版しつづけるよりはマシなのかな──と思っておこう、うん。