ちともにょる

 
 BGVに「北京オリンピック」の開会式を流してた。
 中国が生み出した世界に誇る文化を紹介する、というテーマで、三大発明のひとつ「紙」を紹介するパートになったとき、ゲスト解説者(というのか?)で会場にいた谷村新司が、こんなことを言った。
 
「紙がなければ、何も伝えることはできないんですよね」
 
 ……それって、まぁ、ある意味で真実ではあるんだろうけども。
 でも、あんた、歌手じゃなかったか?(汗)
 しかも、シンガーソングライターってヤツでしょう?
 自分の喉から歌を編み出して、人に伝えることができる人なのでは……?
 その人が、「紙がなきゃ伝えられない」って言っちゃダメなんじゃないか、と思ったよ。
 
 そして、日本の元首。
 あんたぐらいじゃないのか、自分の国が入場するときも、ふんぞりかえって座ったままで迎えたのは。
 他の国の元首クラスの人たちは、立ちあがって拍手で迎えてんのに。
 ふんぞりかえって、「金メダル取ってこい」って言ってるだけじゃ説得力ないわ。
 日本が世界のスポーツ大会で今ひとつ冴えないのって、国の上に立ってる人が、そういう態度だからじゃないのかね。
 鈴鹿へ優勝カップ渡しに行くぐらいの根性もってる首相だったら、日本人ドライバーも、もっと踏ん張るかもしれないよ?