世代の差、なんだろうなぁ…
初音ミクのお誕生日(8月31日)だってんで、いろいろと楽曲が上がってて。
動画サイトのVOCALOID関連の場所をうろちょろしてたところ、すてきな曲を見つけた。
アコースティックギターを伴奏にミクが歌う、ゆるやかな曲で、なかなか雰囲気が出てる。
こういうのもイイよなぁ、と思って聴いてたら、なんか妙なコメントが流れてきた(二子だからね)。
アコギの「きゅきゅっ」と弦の上を指がすべる音、あれが「気になる」って……
私みたいな年寄りになると、あの「きゅきゅっ」という音こそがアコギの音色にふくらみを与えてるのでは、ぐらいに思ってるから、正直なところ、そいつを気にする人がいるとは思わなかった。
もちろん、すぐさまコメントで突っ込まれてたけど(「それがアコギの味だ」とかね)、それを気にする人がいるってことに、軽いショックを受けたよ。
生まれたときから、機械で整えられたゲームのBGMみたいなんばっかり聴いてたら、アコギの音は知らないままで来ちゃっても不思議はない。
だから、「何の音だろう?」って疑問に思うぐらいは無理もないと思うけど、ギターの弦をこすったら、こういう音がするかもって想像力すらなく、「気になる」ところへ思考がジャンプしちゃうのは、やっぱりショックだ。
むかし、ギター弾いてたとき、イイ感じで「きゅっ」と音が入ると、なんとなく嬉しかったりしたもんだけどなぁ(笑)