どうするんだろう?

 
 繁華街を車で走ってて、赤信号で停まったとき、街角の電光掲示板に目が行った。
 ぼんやり眺めてたら、ちょうどニュース速報が流れてた。
 千葉県で小学6年生の男児給食用のパンを喉に詰まらせて死亡する事故があった、という(参照記事)。
 直径10cmあまりの丸いパンを二つに割って一度に頬張り(だったらなんで割ったんだとツッコミ入れたいところだけど、そういう問題じゃないよね)、いったん吐いたものの、病院に搬送されるまでに亡くなったとのこと。
 不謹慎かもしれないが、このニュースを目の端っこで捉えた私、思わず呟いたね。
 
「野田議員、どうするんだろう?」
 
 野田聖子消費者行政担当相はこんにゃくゼリー」による窒息事故を受けて、業界にいちゃもん(としか思えん)をつけ、事故の原因となったゼリーの販売元は、製造販売の休止を決定した。
「こんに○く畑」が大好きな私としては、非常に悲しいニュースなんだが、それはともかく。
 野田氏は「こんにゃくゼリー」を糾弾するときに、モチやらアメやらはどうなんだと反論されて、
「モチはのどに詰まるものだという常識を多くの人が共有している」
 と主張している(参照記事)。
 多くの人が常識として知っていることだから、わざわざモチを禁止する必要はない、というわけだ。
 ひるがえって、今回の「給食のパン」だが。
 1年生(こないだまで幼児だった)から6年生(じきに中学生)までが共通して食べる「給食のパン」が喉に詰まるというのは、常識であるか否か
 私にゃ到底、常識とは思えんのだが……
 ということは、だ。
「喉に詰まる」という常識がない「食物」でありながら「一般的に消費されている」という条件を満たす「給食のパン」も、規制されるべき存在ということになるのではなかろうか。
 野田氏が、この事件について何らかの見解を発表してくれるかどうか、ちょいと興味津々って感じである。
 

 
 私の心境って、こんな感じ(↑)かも(笑)