絶対に同じ趣味のヒトだと思う
某大手新聞社が管理してるウェブサイトのコンテンツのひとつに「発言小町」ってのがある。
最近は、某巨大掲示板化してるんじゃないかというような書き込みも散見されるが、基本的には「女性のための掲示板」だ。
恋愛、育児、人間関係、健康などのカテゴリーがあり、それぞれにスレッドが立てられて、レスがついていく。
私の場合、もっぱら「読み物」として、このコンテンツを利用してるんだが、今日ちょいと嬉しくなるようなスレッド──正確には、それに付いているレス──を見つけた。
「失礼な男性への対応」
職場で、自分の身辺のことについて、いろいろと嫌味なことを言ってくる男性同僚に対し、どう対応したらよいだろうか、という相談だ。
相談内容を読むにつけ、私だったらブン殴ってるだろうと思えるような失礼な男が相手で、気の弱い女性では対応しようがないのかもしれないなぁ……と思ってたら、いちばん最初に付いてたレスがスグレモノだった。
もう、これ以上はないだろうって感じだ。
「いつ美容院に行ったの?」とか「同じ靴ばっかり履いてくるんだねぇ?」などの嫌味に対して、「あなたは行かないんですか?」とか「あなたは履かないんですか?」とかの質問を返し、その回答が何であったとしても、
「良かったですね」
と一言だけ返せばいい、と云うんである。
私的に言わせてもらえれば、淡々と棒読み状態で返せれば、もっと良い(笑)
この「良かったですね」に、私が異常なまでにウケてしまったのには、もちろん理由がある。
この『SPPEDKING Vol.1』というCD、ジャンルはデステクノである。
バブリーな時代のディスコミュージックを思い出させるノリと勢いが売りの音楽だ。
で、このCDに入ってる10曲目「CYBER HOLIC - THE PARADISE OF SHOUSEI -」って曲の間に入るMCに、まさに「良かったですね」が出てくるのだ。
曲の途中、何故か突然に始まる首都圏交通情報。
いかにも交通情報っぽい淡々とした女性の声が、渋滞があっても家には時間どおりに帰れるだろうと伝えたあとで一言つけくわえるのだ。
「良かったですね」
これがなんかツボにハマってしまって、最近の我が家では何か迂闊なことを口にすると、すべてが「良かったですね」で斬り捨てられることになっている。
恐ろしい世の中になったもんだ(違)
何にしても、このレスをつけたヒトは、絶対にこのCDのファンに違いない──勝手にそう思ってるMayuraなのであった。
SeeepRecord SHOP で『SPEEDKING Vol.1』を見る
SPEEDKING Vol.1