しまいにゃカネ取るぞ(怒)
娘が塾の予習をしてた。
科目は国語。
指定された単語を使って短文を作れ、という、よくあるタイプの問題。
ところが娘のヤツ、言葉の「意味」こそ理解してるらしいものの、その言葉を「短文」のなかで使いこなすことができてない。
「困難」という言葉を使って作った文では、
あらゆる困難に打ち勝つと言っていた彼は、卓球大会の予選で敗北した。
なんていう、意味が通ってんだか通ってないんだか判らない文を平気で書いている。
いや、卓球大会の予選は「困難」とかって言葉で表わせるものじゃないだろう。
この場合は、抽象的な「困難」の意味を把握して文を作らなきゃいけないんじゃないのか?
なので、
あらゆる困難に打ち勝つと言っていた彼は、何事に対しても全力でぶつかっていく。
という熱血ヒーロー的短文を作ってやった。
感心しつつ、娘は次の問題へ。
「混合」という言葉を使って文を作るらしい。
赤い絵の具と黄色い絵の具を混合して、だいだい色の絵の具を作った。
図工のテスト的には正しい文章かもしれないが……本気で取り組んでるか、娘?(汗)
図工の時間に、いちいち、
「いまから、青色と白色を混合して水色を作るよ!」
なんて言ってるかどうか、胸に手を当てて考えてみろというのだ。
しかしながら、短文を作る際、「混合する」という言葉に変換してしまって良いものかどうか、そのあたりもハッキリしていないので、娘には荷が重い問題なのかもなぁ……という気もする。
仕方ないから、これも作ってやった。
球技大会のバスケットボールリーグでは、1組と2組の混合チームが優勝した。
そうかぁ、「混合」ってそういう意味だよねぇ──と、感心する娘。
感心してないで自分の頭でも考えろ、と少々イラつく母。
その後も次から次へと迷文を生み出すから、そのたびに少しづつ手を入れ、言葉を補って、まともな文章にしてやっていたのだが、なぜ私が(汗)
打てば響く勢いで文を作って返してたせいで、娘は、
「すごいすごい」
と感心してるが、そらそうだ、貴様の母は、文章書いておゼゼをもらう立場だったりするんだぞ。
最近じゃ、すっかり錆びついてはいるものの、文章を書くスキルは、あんたよりもレベルが上だよ、たぶん。
それ以上、短文つくる宿題を母にやらせてみろ、一文500円とかでカネを取ってやるからな。
おとなげないとは思うけど、延々と短文つくらされる身にもなってみろ、とゆーのだ。
それに小遣い貯めこんでるから金持ちだろう、娘(笑)
少しは母に還元したところで、バチは当たるまいよ♪