ベルリン以来の伝統
昼前、買い物に出て車で走ってる最中に、ふと気がついた。
ひょっとして、そろそろ決勝じゃないか?
世情はあまり気にしないタイプの私だが、ちょっと気になっていたのが、「男子100m平泳ぎ」の決勝戦。
北島康介選手が金メダルを狙える圏内にいるってことで、やっぱり気になる。
ふと思いついてカーラジオをつけてみたら、やってたよ中継。
しかも、タイミングが良いことに、ちょうど北島選手が出場するレースの直前。
ついつい聴いちゃった。
3位で折り返すあたりまではアナウンサーも普通だったんだけど、後半どんどん追い上げていくにつれて、「北島が出る! 北島が出る!」のくり返しに。
生まれる前の話だから、直接に聞いたことがあるわけじゃないんだけど、ベルリン五輪のときの「女子200m平泳ぎ」の中継、
「前畑がんばれ! 前畑がんばれ!」
という、アレを思いだしたよ。
目の前で世界記録が樹立され、しかも金メダル獲得となれば、そりゃアナウンサーも興奮するだろう。
さすがに「前畑がんばれ!」みたいに10回も20回もくり返してたわけじゃないけど、ああいう中継をするときのアナウンサーの気持ちって同じようなもんなんだろうなぁ、と何となく納得した次第。
北島選手、まだこの先にレースが残ってるわけだけど、最初の種目で優勝できれば弾みがつくんじゃないのかな。
がんばれ!