メリットないじゃん(苦笑)
勧誘電話がかかってくることがある。
マンションとか株とかはもちろん、最近多いのは、
「小学6年生のお子さんのおかあさまですか?」
という学習系。
副教材を売りつけようとしたり、家庭教師を送りこもうとしたり、果ては、
「教科書会社のほうから協力を得て、ガイドブックをお届けしております」
なんて、ちょいと手の込んだ感じのものまで、いろいろとかかってくる。
が。
このへんは、撃退するのに苦労しない。
何故なら、
「我が家の教育費の年間予算は決まってますから、これ以上の投資はできません」
で、たいがい追いはらえるからだ。
問題は、
「今よりも安いお値段でご利用いただけますよ」
と言ってくる連中だ。
しかも、教育費とかではなく、一般的には「娯楽費」に分類されているであろう、インターネットのプロバイダ料金を「お安くしますよ」と言ってくる。
「節約できるところは節約したい」
という昨今の庶民のツボを突こうとしてるんだろうね。
話をしてみると、間抜けなことは見え見えなのだが、一応は「策士」のつもりなのだろう。
その策士の名は、柔らか銀行──の代理店。
何度撃退しても、手も替えず品も替えず名のみを変えて挑戦してくる、ある意味「強者」だ。
どれだけ名が変わっても、言ってることは、あんまし変わらない。
「現在お使いのインターネット回線が、もっとお安くご利用いただけるプランをお勧めしております」
まさに、バカの一つ覚えって感じで、こう勧めてくる。
代理店の名前がどれだけ変わろうとも、勧め方はこれひとつなんだから、どうかしてるわ。
昨夜も、こういう勧誘電話がかかってきた。
ふだんなら相方に代わって排除してもらうのだが(相方のほうが「ことわる」のが得意)、昨夜は頭がボーッとしてたせいもあって、ついつい話を聞いてしまった。
私 「どれぐらい安くなるって?」
敵 「現在、月に4000円ほどのプランにご加入だと思うのですが、これが当社に切り替えていただきますと、月に2900円ほどでインターネットをご利用いただけるようになりましたので、そのご案内です」
私 「切り替えるとき、利用期間に空白が出るのがイヤなんだけど」
敵 「その心配はございません。(←ほんとか?)
このお電話でお申し込みいただければ、すぐに切り替え手続きに入りまして、お客様は気にせずにインターネットのご利用を続けていただけます」
私 「安くなるのは良いけど、どれぐらいの速さになるの?」
敵 「ADSLで最も速いものですと、100MBのプランになります。
月に2900円、50MBのプランですと実質……3MBぐらいでしょうか」
なぁ、柔らか銀行のにいちゃんよ。
私はこのところ、喘息が出とるのだ。
話すのもしんどい状態なんだよ。
頼むから、笑わせてくれるな(爆)
ネットに依存して生活してる我が家で、月に2千円たらずをケチって、24MBの契約で10MB以上を叩きだしてる現在の環境を捨て去れと?
寝言は寝て言え。あまりのことに、俺様ぼーぜん。
私は、にいちゃんを相方に丸投げして、布団に倒れたよ。
家の建ってる場所が特殊なんで、現在の環境が多分ベストの状態なわけで。
その状況を確認もせずに、いちばん安いプランを「お安くなりますから」と勧めてくる、その神経の太さは尊敬に値するが、我が家には不要な勧誘だ。
もう二度と来るなよー。
思い出すと笑えてきちゃうからさ(苦笑)