緊張してたんだよね
とある大会に参加してきた。
某政党の県議団を招き、ある種の陳情をするというもので、陳情する側の人数を増やすために動員されたのだ。
大半は、県議団の先生がたの大会に対する祝辞みたいなものばかりで、半分あくびしながら聞いてたんだが、大会のメインになる陳情書の読み上げのところで、思わずバッチリ目が醒めると同時に、座ってたイスからズリ落ちそうになった。
大きな会場をびっしりと埋める人数の視線を浴びて陳情書を読まなきゃいけないんだから、代表者が緊張してたのは解る気がする。
でもね。
いろいろと陳情内容を読み上げた、最後の最後になって、
「なにそつよろしくお願い申しあげます」
というのは、あんまりだろう(汗)
陳情書をそのまま読み上げていたから、「何卒」って書いてあったのを素直に読んだんだろうとは思うんだけど、その後に「よろしくお願い申し上げます」って続いてたら、読みかたは「なにとぞ」じゃないのかい。
教育関係の陳情書だっただけに、
「これは、いくら一所懸命に陳情したところで、議員の先生たちも積極的に受け入れようとは思えないんじゃないか」
とさえ思ってしまったよ。
読み終えてから、陳情書を県知事に渡していたので、迂闊に読みがなとかも振れなかったんだろうけれど、それにしても……ねぇ(汗)
緊張してたんだろうとは思うんだが……なんとも憮然とした思いに囚われてしまったのだった。