何故
こうも毎日、アニメ関係者の訃報ばかり書いているんでしょうね。
日本アニメーション社長・本橋浩一氏が、去る10月26日に逝去されていたそうです。
享年80歳。
考えてみれば、それぐらいのお年でも不思議はないんですよね。
あの『未来少年コナン』の製作だって、本橋氏なんですから。
近年は「『ちびまる子ちゃん』製作の〜」とクレジットが付くのが普通みたいですけれど、私にとっては、『コナン』や「世界名作劇場」シリーズを手がけた人、というイメージのほうが強いです。
アニメ業界も、こうして新旧の交代が進んでいくのでしょう。
まぁ……古くても居座ってる人もいるわけですが──げふんげふん。
何にせよ、このところの立て続けの訃報で、かなり自分の神経が参っているのが判ります。
DVDや電子書籍などの普及で、いなくなった人の作品でも簡単に触れることができるようになってはいますが、やはり、同じ時代に生きて、同じ空気を呼吸しているか否かで、気持ちの支えというか、張り合いみたいなものが存在してきますから。
それでも、遺った者は前へ進んでいくしかありません。
御冥福をお祈りいたします。