訃報二通
4月2日、漫画家・中村徹氏が亡くなられたとのこと。
享年47歳は、あまりにお若いと思います。
麻雀のプロ棋士を主人公にした『玄人(プロ)のひとりごと』は、それまで、おぼろげにしか麻雀を理解していなかった私にも面白かったです。
なんか「知らない世界」を覗かせてくれるような魅力がありました。
御冥福をお祈りいたします。
そして、今ひとり。
児童文学作家・長崎源之助氏が亡くなられました。
享年87歳。
小学校の図書館で、長崎氏の著作を読みふけったものです。
『ひろしまのエノキ』など、戦時の事柄を題材にした物語は、私にとって読むのもつらい作品ではありましたが、戦争の恐ろしさ、哀しさは、ひしひしと伝わってきました。
これからも、子どもたちに読みつがれていくべき作品を世に送り出されていたかただと思います。
御冥福をお祈りいたします。