2011-01-01から1年間の記事一覧
先日、文章中に「言葉たち」なんて背筋がぞわぞわ来る、日本語とも思えない日本語が使われているのに遭遇したとき、 「もう二度と、この欄は読むまい。感想を述べるようなこともすまい」 と心に誓った。 だが、長年の習慣とは恐ろしいもので、朝になって新聞…
某週刊誌に某作家のエッセイが載っていた。 連載なので、この週刊誌を買えば、まず間違いなく読むことになるのだが、この回のエッセイは、ちといただけない内容だった。 この作家氏、パートナーに勧められて東日本大震災の被災地を自分の目で見たい、と思う…
某週刊誌に某作曲家のインタビュー記事が載っていた。 タイトルが、 「商業音楽じゃなきゃプロとはいえないと思う。 音楽は人に聴かれて初めて命を持つのだから。」 となっていて、私は少し首をひねった。 「音楽は人に聴かれて初めて命を持つ」というのなら…
嫌煙家のかたがたには何の感慨も湧かないニュースだろうけれど、今回の大震災を機に、震災前から売上が良くなかった23銘柄を廃止することになったことを日本たばこ産業が発表した。 仕方ないよなぁ……と思うと同時に、寂しい気持ちがするのも確かである。 …
幸か不幸か、いわゆる「就活」というのをしたことがない。 自由業をしばらくやったあとは、祖父と同居になったため、パートが精いっぱい。 子どもが生まれてからは、自分が留守宅へ帰る寂しさ(両親が共働きだった)を思いだすと、とても働きに出ることはで…
前回、新聞の読者投稿欄に載っていた意見に対して、少しばかり思うところを書いた。 書いたときには、まさしくそう思って書いたのだが、今日になってみて、あの投稿者氏は本当にああいう内容で文章を書いたのだろうかということが、ひどく気になってきた。 …
新聞や雑誌の読者投稿欄を読むのが好きだったりする。 いちばん好きだったのは、今は亡き雑誌『噂の真相』の投稿欄で、時々とんでもない大物評論家や作家などが自由に討論していたのが面白かった。 編集長の岡留安則氏が、どんな意見でも聞くべきところがあ…
未曾有の大災害から1ヶ月半が過ぎ、被災者のかたの今後の生活や、今夏の電力不足に対する対策などに話題が移っているように思う。 そのうちのひとつに「夏の節電対策」というのがあるそうだ。 福島第一原発が完膚無きまでに叩きのめされ、福島第二原発、女…
初めて「アイドル」というものを意識した存在でした。 3人の中じゃ、ミキちゃんがいちばん好きだったけど、スーちゃんの笑顔も大好きで。 こんな「オバハン」と呼ばれる年齢になっても、ほとんどのシングルが振りつきで歌えるのは、彼女がアイドルであった…
アニメーション作家・出粼統氏が亡くなられたそうです。 享年67歳。 私の世代には、杉野昭夫さんと組んでの、いわゆる「出粼・杉野」作品(金山昭博氏、荒木伸吾氏などもスタッフに含む)に大きな影響を受けている人が少なくないと思います。 作品の中に名…
週に3日ほど、公民館の受付に座っている。 受付嬢、などという上等なものではなく、掃除から電話番、使用手続きの受付など、何でもやる「雑用係」みたいなものだ。 今日も受付に座っていたのだが、午前中に会議がひとつ入っていた。 地区の民生委員さんたち…
世の中、いろんな人がいる。 そんなことは、よく解ってるつもりでいた。 だけど、実は全然、解ってなかったらしい。 町内会の役を決める際、子ども会に加入している世帯の人間が集まり、すったもんだがあった挙句、私のとある提案が却下された。 別に、誰が…
4月2日、漫画家・中村徹氏が亡くなられたとのこと。 享年47歳は、あまりにお若いと思います。 麻雀のプロ棋士を主人公にした『玄人(プロ)のひとりごと』は、それまで、おぼろげにしか麻雀を理解していなかった私にも面白かったです。 なんか「知らない…
腹が立つなら、読まなきゃ良さそうなものなんだが、何故か毎朝、読んでしまって、ついつい腹を立てている。 何って、例によって「天声人語」の話だ。 いいかげん、私も学習しなきゃならないんだが、子どものころから、朝おきたら新聞を取ってきて、テレビ欄…
私宛てに簡易書留が届いた。 クレジットカードの切り替えなら「配達証明」のはずだし、第一そんな時季じゃないはずだし……と思って受けとったら、ディーラーから送られてきた新しい車検証だった。 世界で唯一、この会社でしか製造してないエンジンを積んでい…
未曾有の被害がいまだ拡がりつづけている、東北地方太平洋沖地震が起きてから、2週間が経とうとしている。 最初のうちは、地震被害が伝えられ、それから津波の被害が、そして今では原発関連の被害が大きくクローズアップされ、報道されている。 私の住居は中…
息子がインフルエンザで倒れた。 私も少々、風邪っぽいので、ぼんやりと動画サイトでMADを視てた。 そこへ、グラッと来たのだ。 いいかげん、疲れも溜まってきてるし、MADの内容が内容だっただけに、立ちくらみならぬ座りくらみ(何)を起こしたのかと…
もはや、中の人が残っているのは、不死蝶のライラことライラ・峰里(CV:麻上洋子)と、かっとびの佐馬こと佐馬之介・ドーディ(CV:森功至)だけになってしまいました。 『銀河烈風バクシンガー』で烈風隊を率いるドン・コンドールことディーゴ・近藤を演じ…
先日の住民投票で解散が決定したため、現在、名古屋市は市議選選挙活動の真っ最中である。 名古屋の市議会議員は行政区単位(中区とか北区とか)で選出されるので、どの議員も「地域密着型」で、自分のお膝元を大切にしている。 子どもらが通う小学校にも議…
与那嶺要氏が亡くなられた。 享年85歳。 私の年代だと、当然のことながら、巨人軍で川上哲治氏と打率争いをしていたころよりも、中日ドラゴンズの監督になってからのほうが印象深い。 名古屋生まれの名古屋育ちなので、いつの間にか、自分は「中日ドラゴン…
最近いろいろな文書を作ることが多い。 息子の小学校卒業が近づいているせいだ。 息子の小学校では、保護者の有志が企画して「卒業を祝う会」なるものを卒業式の日の午後に行うことが、定例となっている。 娘が卒業するとき、その有志に巻きこまれて散々苦労…
いま、週に2〜3日の割合で、学区の公民館の当番を引き受けている。 受付に座って電話番をし、使用申し込みの手続きを受け、館内外の掃除をしたりする──要は「雑用係」である。 雑用係ではあるんだが、学区の住民であるという条件さえクリアすれば、安く使…
本日(2011.2.20.)付の「天声人語」(朝日新聞)を読んでいたら、武富士の焼け太りについて触れてあった。 要は、消費者金融・武富士創業家の贈与課税をめぐる「二千億円還付」の司法判断が、一般人にとっては釈然としないものである、ということが言いたい…
先日、夕方のニュースを視ていたら、20歳の浪人生が自宅に放火したという事件を流していた。 ちょうどCM前に、そのニュースのタイトル(というのか?)が流れたため、焼け跡が映った画面にニュース番組の提供各社が載ってる形になってたんだが……そこに某…
昨日、前代未聞のトリプル選挙(愛知県知事選・名古屋市長選・市議会解散住民投票)が行なわれ、開票時刻前──というか、投票時間終了前に、県知事・大村氏、市長・河村氏の当確が出ていた。 しかも、河村氏の場合、ダブルスコアどころか、トリプルスコアの記…
私が住む名古屋市は、2月6日にトリプル選挙を控えている。 名古屋市長選、愛知県知事選、そして、名古屋市議会の解散投票が同時に行なわれるのだ。 おかげで、各陣営の選挙カーが毎日かまびすしい。 市長選、知事選に立候補している立候補者の選挙カーはも…
息子が中学受験に挑戦したものの、見事に落ちた。 ま、それは想定の範囲内だったりするんだけど(すまん、息子)、その後で気がついた。 中学受験に合格するためのノウハウや、家族の心得を書いてるブログとか、案内するサイトとかはあるんだけど、不合格に…
新年早々、一種のクレーム電話を入れるハメになった。 我が家は細い路地の途中に立つ一軒家で、路地の奥は駐車場になっている。 で、路地に沿う形で、隣の敷地にマンションが建っている。 この年末、強風の日が多かったせいか、マンションのベランダから大掃…